⑦ラブホテルの運営の改善方法とは？company
ホテルを運営している場合に、運営が悪化した場合に、どのように改善していくか、又は運営が悪化しているホテルを購入した場合に、どのように利益を上げていくかが、レジャーホテルを運営する場合に至上命題となります。
運営が悪化してしまったホテルについては、何が原因なのかをまず検証することが必要になります。
運営の悪化の大まかな原因として考えられるものとして
①集客力の低下
②人件費等の経費の過剰負担
③会社の内装外装などの修繕費の負担
が考えられます。
まず①集客力の低下についても、色々な原因があり、その原因によって対策も異なります。１．一つは、料金体系が周辺のホテルや現在のお客さんのニーズにあっていないケース２．部屋のサービス等がよくないケース、３．スタッフの対応、４．広告などの集客の方法が影響することになります。その他には、そもそも、そのエリアのニーズ自体が低下している場合もあります。
お客さんのニーズに合っていない場合には、お客様がどのようなホテルの利用やニーズを求めているかを調査する必要があります。例えば、ホテルの料金が他のホテルに比べて高い場合には、値段に応じたような部屋になっているだけの特別感があるかによります。
利用客が泊まり客が多いのか、休憩が多いのか、休憩の時間におけるホテルの特別感を出すサービスは何かを追及する必要があります。
例えば、特別感を出す場合には、サプライズ的なものや、お客さんがこのようなものがあればいいなと思うような遊び心のあるものを提案することが必要となります。
アメニティーグッズを充実させたり、食事等の特別感を出すなど、無料でお得感がでるものもあります。
ホテル内の飾りつけなど、女性が受けるようなものを提案するなどが必要なる場合があります。
また、スタッフの対応も、対応の仕方によって、お客さんに不快な思いをさせないとか、リピータを増やせるようなおもてなしの対応が必要となってきます。
お客のニーズがあるのに、部屋が空いて居なくて、泊まったり休憩できないとか、部屋に泊まるために、時間待ちがあるような場合だと、リピーターにならない結果、客が離れていくということがあります。
そのため、部屋の清掃を早くすることもスタッフの能力では必要となります。他方で、早ければよいわけではなく、ゴミが落ちていないか、風呂場や床が濡れていないか、流しやお風呂場がきれいであるかなど、細部にわたってチェックできるスタッフ教育も必要となります。部屋がきれいに清楚されていないと集客はてきめんに落ちます。
広告などの集客も問題となります。ホテルの営業形態にもよりますが、旅館業法で事業を行う場合には、道路や線路から、ホテルの存在が分かりやすいように、野立看板を立てるなど対策が必要となります。
また、ホテルの入口も入りやすい（※法令に違反することはできませんが）ように工夫する必要もあります。車で入る場合も、ホテルの敷地内で車から降りて部屋に入るまでスムーズにできるように工夫することも必要となってきます。
営業時間帯とお客さんが集中する時間帯などによって、ホテルの運営方法を調整する必要もあります。
ホテルの修繕をすることも、直接売上を一時的に上げることに貢献します。利用者は、外観がリニューアルされて綺麗な外観であれば、入りたいと思う客もいますし、内装も綺麗だったら、また使いたいと思う客もいることから、売上を伸ばす機会になります。
資金さえあれば、売上や利用客をあげることは容易となります。
但し、長期的に集客を維持するためには、それなりのサービスなどをしなければなりません。また、資金を出して改装費等をかけることは、その資金の回収もしなければならないため、売上を上げて、その改装資金等を回収することができるかとうの予測も計算していなければならないと思います。
他方、改装費をどれだけおさえて、どれだけ売上やリピーターの利用客を増やすことができるかがポイントになってきます。
そのため、お客のニーズとお客の動向は常に、統計を取りながら、お客のニーズに合わせた対応をとることが大切となってきます。