不倫相手と別れるのが困難な場合の対応

不倫示談

不倫相手と別れたいけれど別れてくれない、または別れられないなどの事情により、関係が続いてしまい悩んでいる方の相談と依頼を受けることおがあります。

不倫相手から、別れるのなら自殺をしてやるとか、奥さんに告げるなどと脅迫めいた言葉を投げかけられることもあります。

不倫相手に本気になってしまって、別れなければいけないと頭ではわかっても別れられないというケースもあります。

しかし、このままでは、悲惨な結果しかうまないことは、火を見るよりも明らかです。

そこで、この場合どのような対応をしていくべきでしょうか

不倫相手との関係を経つ方法

別れる相談

不倫相手との関係を持ちましたが、このまま関係を続けることは良くないことと反省し、相手の女性に別れることを切り出しました。
ところが、相手の女性がストーカーのように妻と別れなければ自殺するとか、妻にバラすなどと言って取り合ってくれません。
会ってくれないと、何をされるか不安で、しぶしぶ関係を続けてしまっています。

どうしたらわかってくれるでしょうか?

関係解消

最も大切なモノを失いたくないのであれば、すべてを失う覚悟で対応

不倫している関係を、会社関係者や上司に話す、奥さんに話すなどの場合には、本当に別れたい気持がありそれを貫くのであれば、仕事を失ったり、家庭を失ったりする結果になることも覚悟のうえで対応する必要があります。

仕事も家庭も失いたくないけど、相手の女性とはうまく別れたいといういいとこ取りや、自分の都合のよい結果だけを考えない方がよいでしょう。

相手の女性に対して誠意をもって対応している間に、上記のような一番良い結果に落ち着くことはあるかと思います。

しかし、別れてくれないケースの中には、ストーカー化したりするケースもあります。また、自殺や自殺未遂をされるケースもあります。

相手方特に女性の場合には躁鬱状態になって、自殺などの最悪のケースや、奥さんのことろに連絡をしたり、会社に連絡したりするケースが多いです。

不倫相手が男性の場合には、交際しているときには気づかなかった陰湿な性格や粘着質の性格から、嫌がらせやストーカー行為を繰り返されたりするケースが多いです。

男性が自殺したりすることはありませんが。

交際を続けてくれなければ妻や職場に言うというケースの場合

不倫を解消し分かれを切り出したら交際を続けなければ妻や職場に不倫の関係をバラすといわれ、別れたくても別れられないと思ってずるずる不倫を続けていく男性が多いです。

このケースでは、どちらにもいい顔をして、別れようというムシが良い考え方を持っているともっと重大な問題となってきます。

まずは、別れようと決めた場合には、一日も早く相手の女性にその旨を話すべきですし、きちんとメールなどに残しておきましょう。

将来どこで訴訟に巻き込まれるか分からないため、自分はちゃんと別れ話をして、別れてくれない原因の多くは相手方にあったという状況を立証する証拠を作っておきましょう。

その話し合いをしても解決できない場合もあるでしょう。その場合にでも、不倫相手にも今までのように接することはやめる必要があります。

距離を置いたり、不倫相手の接し方をいやな男性や嫌われるような態度をとることによって、不倫愛の熱を冷ますような言動に出る必要があります。

この場合には性的関係は、さらに依存性を強めてしまうので別れる意思を決めて伝えた後は、性的関係をもってはいけません。

別れたいけど身体の関係だけというムシのいい考え方や欲望のみで行動することは、相手をさらに傷つけることになりますし、結果をさらに悪くしてしまいます。

不倫の場合で別れられないケースの多くは、依存性にありますので、その原因を取り除く行動にでる必要があります。いい人を演じていては、相手方を傷つけるばかりです。

不倫相手の熱が冷めたときには、金銭の請求をされると思います。

不倫相手との関係で不倫当事者同士の関係で分かれる際に慰謝料など支払う法的責任は基本的にはありません。

しかし、お金を支払うことによって、相手方納得して別れ、家庭も守れるのであれば、手切れ金を渡して別れるのもやむを得ないと思います。

お金は働けばいつでも入ってくるものですが、家庭を一回失ってしまうと、もう元には戻らないものです。お金では買えないものを失ってしまいます。

そこで、最終的にはお金で解決するほかない状況になることは覚悟しておくべきです。

特に、不倫を開始した際に、不倫相手方の女性や男性をその家庭から奪ったり、仕事を辞めさせてまで付き合った場合には、別れる場合には余計に労力と真摯な対応が必要となります。

不倫相手の家庭や仕事を奪って不倫関係をもった場合に別れるトラブル

不倫相手の家庭や仕事を奪って、不倫関係をもった場合には、最終的には、なんで自分だけが家庭や仕事を犠牲にしてまで交際をしたのに、相手は何も傷つかないのかという思いが募るケースが多いです。

愛情が憎しみに代わりやすいケースで、別れた後もストーカー化したり、殺害や傷害行為などの事件になる最悪のケースもでてきます。

このケースでは当事者で話し合いがつかない場合には第三者の専門家を入れたり、親族ぐるみで対応しないと最悪のケースの結果になってしまうことがあります。

不倫相手が自殺してしまうケース

不倫相手と別れを切り出したが、別れてくれず、結果相手方が自殺をしてしまうという場合もあります。

自殺されてしまえば、結果別れられるのでそれでよいと思っている場合にはより深刻な結果になるケースもあります。

自殺の原因は、被害者側の性格や精神疾患など素因が原因になることが多いですが、不倫相手の態度や交際状況が自殺への原因になっている場合もあります。

特に仕事を止めさせたり、束縛して自分以外の男性や女性などとの交流を断たせたり、離婚して結婚することを約束しながら何時まで経っても行動に起こさなかったり、夫婦関係が上手くいっているにもかかわらず、夫婦関係は破たんしている などと嘘をついて不倫相手に信じ込ませ、結婚への期待を必要以上に抱かせているケースなどこちら側の複合的要因が原因となっている場合には、自殺に関して不法行為が成立する場合が無いとは言えません。

自殺させた結果、その死亡損害という損害賠償について、手切れ金以上の高額な損害賠償請求を亡くなった不倫相手の親族関係から請求されることもでてきます。

そうならないためにも、不倫相手を傷つけている場合には、自己中心にならず、相手への十分な配慮もしておかなければなりません。

不倫相手と別れたい場合には、当相談所にご相談ください。

不倫相手との交際を続けた場合には、同じようなことが何度となく繰り返される可能性が高くなる

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